2007年07月01日
第7回ほろ酔い映画だより 北野武「DOLLS」
映画館へ行ってないのが情けない話ですが、何か借りようと思い 武のドールズを借りて観ました。
映画館のスクリーンじゃないとあかんのはわかりつつ。絶対映画館で観ないとあかん映画ですね。
5年前の作品。そして、武ファンには申し訳ないけど、我々にとっては耀司さんの衣裳が注目の作品。
2人の純粋な関係を 一方が理不尽な理由(といってもよくある)で急に断ち切ったことから始まる取り返しの付かない時間。
文楽の世界と日本の四季(死期?)をめぐりながら、印象的な赤や黄色、青を画面にちりばめて北野ワールドを展開していますわ。いつもよりさらに台詞も抑えられ、絵的なイメージから受け手に想像させることを意識しているように思われます。
とにかく色がきれい。
表面上の殺しなどの暴力ではなく、残酷さというか、時間の重さっちゅうか、そういうところを表現しているような気がします。北野映画やから、そうは一筋縄ではいかんでしょうが。
音楽はいつもの方ですが、う~んどうでしょう。はまりすぎて普通というか。私は?でした。
そして注目の耀司さんの衣裳。なんといっても世界のファッション界のカリスマ、いや父。
素晴らしい衣裳の数々。さすがです。
しかし、主人公の菅野美穂さんが自殺未遂後の病院で着ている衣裳の不自然さ、それは着んやろ。
そして元彼の西島さんと紐をお互いに巻きつけて彷徨う旅中でも、黄色のドレスや赤のニットと白赤のスカート。きれいやけど、ストーリー的におかしいやろ。彷徨う中で、西島さんの衣裳はぼろぼろになっているが、どうみても縮絨されたかっこいいジャケット、変やで。出演者達の衣裳も何かおしゃれすぎるぞ。
そう考えてストーリーが進んでいったんですが、主人公の2人が取り付かれたように彷徨うことが、ストーリーから離れて、映画のイメージを表現しているのかなと思えてきて、耀司さんの衣裳の存在を理解しました。
アジアの巨匠的な作品でした。ビートたけしが出演してなかったので見やすかった。
なんかいつも物足りないなあ、北野映画。

- by satoshi kusaka
- at 10:19

comments
ははは…北野映画はイマイチでしたか。
Dollsは確かに北野映画の中でもちょっと異色なんですが。なんたって主演がメジャーでしょ?珍しいんです。
さて、私は先日、最新作「監督・ばんざい!」を見てきました。内容は相変わらずなんで、北野作品ファンでないと、いや、なかにはファンの中でも好き嫌いは分かれるでしょう。
それ以上はふれないことにします(笑)
しかし、本当に最近の映画はオダギリジョーと松田龍平ですね!「ゆれる」は私も見たかったのに見られなかった作品です。DVD借りないと…。個人的には安藤政信好きなんですよ。松田龍平との共演多いですね。こないだ「悪夢探偵」と「46億年の恋」見逃したので、ガックリしておりますよ。「京都シネマ」の会員になろうかなぁ~。でも、この忙しさだと、元がとれるほど観にいけそうにないんですよねぇ。
夏のボーナスは母との旅行とデジカメ買うのに使っちまったので、節制して、来月以降にでもお店に伺えたらと思います。お地味な職場で一見黒ずくめで地味に見られる服装ですが、実は…!って感じで頑張ってますよ(^-^)v動きやすい服装でないと仕事しにくいんで、パンツが欲しいんですが。できたら洗濯できるやつ。ありますか?
支部長、毎度です。
いやあ、なぜか北野映画とウォンカーウェイ映画は今イチ世間の評価についていけない私なのです。いや、でもソナチネは好きでした、ビデオでしたが。ハナビもブラザーもなんか入れませんでした。主演たけしがダメみたいです。
また寄ってくださいよ!!洗濯できるのありますよ、いつものワイドより細いタイプでひざ下に白の3本ステッチ。
待ってますよ。ではでは。
ブラザーは私もちょっとどうかと(^_^;
「兄貴!」「兄弟!」ってうるさ過ぎでした…。
さてさて、お勧めのよさそうですね!!
し、しかし!!私の最近のシフトがこれまたキツイんですよ~。日曜は定休日ですし…土曜は仕事でなかったら点訳講座を受けてるんでねぇ。土曜が仕事の時は月曜休みなんですが、早くて行けるのが8月6日でしょうか。あ~それまで残っていて欲しい(お店的には売れないといかんのでしょうが 笑)
土曜の朝に寄るってのは…キツイかぁ(v_v)
できるだけ早く寄るようにしますので、よろしくです!
支部長、了解です。
シリーズ化された塚本監督、松田龍平主演の悪魔探偵は見たかったですねえ。
またそないな話やら、ひねくれた話などやりまひょ。
待ってますぞ!