2009年09月06日
朝から2本
午前中、チビと20世紀少年を観に行きました。
最終章公開前にTVでやってたのを家族で観て、もうまんまと策略にはまって、劇場に。しゃあないなあ。
で、そのまえに朝5時に起きて映画を一本観ました。夜観ると、いつも呑みながらなので、ついつい寝てしまうんで。
公開当時から、名作の呼び声が高かった、是枝監督の「幻の光」を今頃になって、なんとなく観ました。
好きです。
観た瞬間から、デビュー作の匂い、プンプンしてて、そういう意味でも興味深かった。
たぶんワタシと同じ世代の人、ちゅうのもビシビシ理解できる、そんな感じ。
絵画的なカットと色。(衣装にも表れていた)
ギリシャのテオ・アンゲロプロス監督とかを彷彿とさせる画面の美しさと緩やかさ。
静かで美しいシーンの数々は、まさしくデビュー作然としてて、心に残ります。
とにかく美しい。
彼女の深い傷や葛藤も、時間や周りの愛情で、ゆるやかに癒えていくのでしょう。
いい映画でした。
エンディングのセンスもワタシ好みで、肝ですねえ、やはり映画のエンディングは。
江角マキコがいい。美しい。
もったいないなあ、逸材やってんなあ。

- by satoshi kusaka
- at 19:14

comments
いい映画ですよねえ。
姉弟が水面に映るシーンや葬列のシーンなどなど。
青さ 出てますねえ~
これは好きな感じです!
好きな映画が一つ増えました。
二作目と新作を次は観る予定です
是枝監督のは他の作品もいいですよ。フィクションを撮らせても日常っていう感じから逸脱しないで人間をきちんと描ける人ですね。
個人的な体験と重なるところもあって『幻の光』には救われたことも。
ヒューマンドラマというより、喪失と再生を繰り返す生き物としての人間の深さの描き方が好きです。
良質のエンターティメントというのは、決して派手なものではなくて、まるで麻や木綿のようにこちらの気持ちにしっくりくる手触りを持っているものですね。そういうものは、人の本質を癒やします。
なるほどねえ。
誰も知らないも幻の光もワタシには木綿や麻の感覚は感じなかったなあ。
ろうそくの火やマッチのような温かみや危うさは感じましたが・・・
え?そお?
そっちの感覚のが分かんない(笑)。あんまり「火」のイメージ無いわ~。映像の中には描かれてたけど…「火」やったら『眠る男』という映画あったやん?あれのがイメージ強いなあ。
是枝監督はエリセ監督の諸作品や、『ベルリン天使の歌』みたいなんに近い感じを持って見てたかな?
『幻の光』は主人公の心理に添って衣装の色が黒から軽やかな色や素材に変化していって、最後に主人公が哀しみを表出できた際は真っ青な衣装だったし、ヤッパリ布のイメージだなあ。